【S16スペレ最高1817】インド式番犬ガオガオ
皆さんお久しぶりです。らみれすです。
スペレの記事をTLで良く見掛けていたので、それに便乗して今回スペレで遊んでいた構築を記念に軽く記事に纏めようと思います。
構築経緯
まず以前からバンギラス、ケンタロス、ガオガエンの3匹で番犬ガオガオ構築やんけ!という良く分からないノリが身内の中であったので、バンギラスは使えないけど代わりにバンバドロ入れたらスペレのルールならやれるんじゃないか?と言うところからバンバドロ、ケンタロス、ガオガエンの採用が決定した。
次に質問箱に何者からかチャーレム使ってスペレして!という旨の投稿が届いていたためこのポケモンを軸とした。
ここまででメガカイロスやメガラグラージ等に対する物理受けに不安があったことと、ボックスにS1当初に育成したバルジーナがいたためちょうど良いので採用した。
最後にここまであり得ないくらいジャラランガや特殊フェアリーの一貫が出来ていたのでそれらを誤魔化すためにHDベースの残飯アシレーヌを採用して構築が完成した。
個体紹介
チャーレム@メガ石
意地 ヨガパワー
135-123(252)-95-×-96(4)-132(252)→135-167-105-×-106-152
構築の軸。こいつが最強だった。
特化したこのポケモンの猫膝はHB特化のラグラージすら有利な中乱数で飛ばすほどであるため、そのpowerであらゆるポケモンを粉砕した。
後述のポケモンたちによる毒とステロの削りと合わせた特化猫バレパンは縛れる範囲がとても広く、同族付近を意識した陽気よりも意地の方が強いように思えた。
サイコカッターは思念をあまりにも外すため命中安定のメインウェポンとして入れ替えたが、火力不足を感じる場面はあまりなかったためこれで良かったと思う。
ギルガルドいない環境快適だ~と思ってたら輝石ニダンギルに何も出来ずに殺された。
バンバドロ@フィラのみ
腕白 持久力
204(228)-145-143(76)-×-131(204)-55
地震 毒 ステロ 吠える
自分のことをカバルドンと勘違いした馬。
調整はたしか木の実と持久力込みでチャーレムの膝2耐えまでBに振って余りをDに回していた気がする。ここまでDに振って何を耐えるだとか全く計算していた訳ではなかったが、絶妙な耐久をしていた。
運用は大体木の実カバと同じようにチャーレムのクッションとして投げてステロ毒や吠えるで場を荒らし、チャーレムの一貫を作るというものだった。カバルドンとは違い欠伸は打てないが構築のコンセプトとして毒を採用したかったため問題なく、持久力によってヘラクロスのタネガンを受けて一度流すことが出来るため、他のポケモンによってヘラクロスへの切り返しが出来ないこの構築においては、今考えるとこのポケモンがベストだった気がする。影のMVPを上げたいくらいには偉い馬だった。
ケンタロス@ノーマルZ
陽気 †怒りのつぼ†
151(4)-152(252)-115-×-90-178(252)
捨て身タックル 地震 アイへ 毒
本構築の問題児。真面目に勝ちたい人はこの枠をジバコイル等にした方が良い。
その火力の無さはH振りのアシレーヌに対してノーマルZが乱数56.3%という驚きのものである。
考察段階では環境に鋼やゴーストが少ないため高速高火力のノーマル技が通りやすいと考えていたのだが、そもそもZを持たせたところで高火力ではなかった。
出した試合は大体負けていたが、ウツロクレセ~のようなサイクルの並びに関してはこのポケモンでクレセに毒を入れてチャーレムの一貫を作るという動きで一定の勝率を確保出来た。
なお特性は考察時に初手サーナイトと対面した時に威嚇をトレースされるとH振りのメガサーナイトが落ちないことを想定して怒りのつぼにしたが、そもそも選出しないので無難に威嚇で良かった。一応クレセの冷ビ等が急所に当たれば相手にこの世の終わりを見せることが出来る。もちろんそんな時は来なかった。
意地 威嚇
171(4)-183(252)-110-×-110-112(252)
本構築の崩し枠。
剣舞後のガオガエンZはH振りのアシレやHB特化スイクンもほぼ一発で持っていける。
構築の軸であるチャーレムを通しづらいクレセ入りの構築、特にヘラクレセのようなスペレ環境におけるメジャーな構築に対して非常に刺さっており、タイプの面で見てもチャーレムとの攻防の補完が非常に良く取れているポケモンだった。
ただヘラクレセに対してはこのポケモンにほぼ一任しているため、速いヘラクロスのヘラクレセは切ることになってしまっていたのが構築単位での欠陥であったと思う。
個人的にガオガエンは好きなポケモンだったのでこのスペレで活躍させることが出来て非常に満足だった。
アシレーヌ@残飯
穏やか 激流
187(252)-×-95(4)-153(52)-170(148)-87(52)
アリア ムンフォ 毒 守る
バンバドロを抑えて影のMVPを獲得したポケモン。
調整はたしかDをアシレのムンフォを残飯込みで3回耐えるところまで振って、アシレをこのアシレで見ていたためSを4振りブラッキー抜きまで伸ばして余りをCに振ったと思う。
相手視点でアシレーヌがこの構築には馬鹿みたいに通っているように見えるため、ほぼほぼ選出されるところをこのアシレーヌできっちりと受けて残飯と合わせた毒守によってサイクルを優位に進める。
火力もほとんど振っていない割には火力不足を感じることは少なく、水妖の範囲もあり十分に打ち合える範疇だった。ちなみにC実数値はケンタロスのA実数値を上回っている()
守るの枠も環境に多い雨パやトリルパに対してのターン管理がしやすくなる等、毒や残飯とのシナジー以上に有用な技だった。誤魔化し枠として適当に考えたポケモンだったが、自分で考えていた以上にこの構築に上手く嵌ったポケモンだったと思う。
バルジーナ@ゴツメ
図太い 防塵
217(252)-×-167(212)-×-115-106(44)
イカサマ 毒 挑発 羽休め
メガカイロスやメガラグラージ等の物理に投げる物理受け。
構築でカイロスやメガラグが受かるポケモンがこのポケモンしかいないのでそれらの構築には必ず選出していた。
メガラグに関しては怯むと突破されてしまうものの、毒と最低3回のゴツメによるスリップダメージによりチャーレムの猫バレパン圏内へと押し込むことが可能なため、あまり運に左右されることなく役割を遂行できた。
よりクッション性能を高めるために挑発の枠を蜻蛉帰りに変更するか最後まで悩んだが、ラグカイロスに選出する際にラグの展開を止めなければカイロスへの役割を持てなくなることを危惧して最後まで挑発で使った。しかし挑発で採用するならバルジーナミラーの対面が割と現れる機会があったため、テンプレのクレセ抜きを抜く52振りにしておけば良かったなと今気付いた。
ボックスで長い間眠ってるポケモンだったものの活躍させることが出来たので、そこら辺もこのスペレの良いところだと思った。
結果・感想
最高レート時の写真を撮っていなかったのでcas配信時のスクショから。
このルールでは強い鋼が少なく一貫の作りやすい毒の削りとチャーレムの猫バレパンによる縛りという、考察段階からのコンセプトが上手く嵌ってくれて当初目標にしていた1700よりもかなり勝つことが出来て良かったです。
普段使わないポケモンを使ったり変な構成のポケモンが刺さったり、相手の良く分からない未知のポケモンにやられたりと今までシングル以外のルールで潜ったことが無かったためとても新鮮な楽しさがありました。
最終レートに興味がなかったので最後は溶かして終わりましたが、このルールはかなり満足のいくところまで潜れたので多分これからは潜りません。シングルもこれから時間があるときにぼちぼちやって行こうと思っているので、そちらで当たったらよろしくお願いします。
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一応知り合いに渡す為に公開してたQRをここにも張っておくので使いたい人がいればどうぞ。
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